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まさかな恋になりました。【68話】伊達は、これは俺の片想いだからと思って

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サイコミで連載されている邑咲奇先生の「まさかな恋になりました。」68話のあらすじ(ネタバレあり)と感想です。




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「まさかな恋になりました。」は、冴えない岩井栞(35)と栞の隣に引っ越してきた伊達。
なぜか栞には魚男に見えてしまう。が時々イケメンに!?これまでの栞の冴えない日常が激変する!ラブコメの鬼才邑咲奇先生の人気作品「まさかな恋になりました。」です!

文字のみのあらすじですが、ネタバレ注意です。以下、まさかな恋になりました。68話です。

<<<前話の67話はこちらから

まさかな恋になりました。【68話】

真木と別れて自宅に帰った栞は、部屋で正座をしながらサボテンに向かって、伊達くんは私がシンくんと付き合うことを知ってどう思ったのかな? もしかして伊達くんへの当てつけだと思っちゃったかな?いや、私の伊達くんへの想いはバレてないはずだし、あっ!それともあれかな?とんでもなく性に対して奔放だと思われたりして!やだよー伊達くん、私はそんな女じゃないよーと1人で勝手に妄想してパニックに陥っていました。

そのあと冷静になった栞は、伊達くんは私のこと何か好きじゃないんだから、考えるだけムダだし、さっきの伊達くんの表情はきっとホットした表情だったんだわ、私が別の人と幸せになることで伊達くんを安心させられるんだ、よし!付き合うと決めたんだから、もう伊達くんのことは忘れて、全力でシンくんと付き合おう!シンくんをちゃんと好きになろう!そうじゃないとシンくんにも失礼だと思っていたのです。

そして、栞はサボテンのキンちゃんに向かって、私初めて彼氏ができたよ、まだ実感はないけどと話かけていたのだ。

栞に伊達がおはよう!と

翌朝、栞が仕事に向かう時に、伊達があとから階段を降りて来て前にいた栞に向かって、栞さん!おはようと声をかけてきたのです。

突然、名前を呼ばれた栞は一瞬、ビクッとなり振り返り困惑しながら、伊達くん!おはよう、珍しいね、いつも伊達くん朝早いのにと言ったら伊達が、そうだねと言いました。

そして、伊達は歩きながら栞に、良い天気だねと話をすると栞が、あっ、うん、そうだねと戸惑いながら答えたのです。緊張感溢れる雰囲気の中、伊達は胸を押さえながら内心、ヤバい、心臓の跳ね方が、何だよこれはと思いながらドキドキが止まらなかったのだ。

すると、伊達が昨日はビックリしたよ真木部長のことと言ったら栞は焦ってしまい思わず、ああっ!と声を上げてパニックになりながら、ほら私もこんな年だからさ、そろそろ真剣にお付き合いしてみようかなーって、彼は気心も知れてるからさ、まぁそんな感じと少し笑いながら言ったのです。

すると、伊達はそうなんだと答えると同時に、真木さんのこといつから好きなの?と聞きたかったけど、怖くて聞けないと思っていました。

そして、伊達は栞に向かって、栞さんが幸せだったら、良いと思うよ!と笑顔で言ったのだ。その言葉に栞も微笑みながら、ありがとうと返事をしました。

栞はその時、ほらやっぱり、伊達くんには幸せな私を見せないとと思っていたのです。すると、伊達が俺はコンビニ寄ってから行くねと言ったので栞が、私はじゃあ先に行くね!と言って2人はそこで別れました。

その時、歩いて行く栞の後ろ姿を見ながら伊達は、俺は栞さんが好きだけどこの気持ちはどうにもできないし、だから今は栞さんを見守ろう、栞さんが毎日笑顔ならそれで良いし、これは俺の片想いだからと思っていたのです。

栞と真木は会社で

一方、栞が会社に出勤すると真木が、岩井さんおはようございます!と爽やかな笑顔で挨拶してきたのだ。栞は緊張してしまいあたふたしながら、おはようごぜえます!と変な挨拶をしてしまったのです。

そんな栞を見た真木は栞の耳元で、しーちゃん緊張しすぎたよ、会社ではいつも通りで、今日の髪型も可愛いねとサラッと恥ずかしいことを言ったので、栞は思わず顔が真っ赤になりました。また、栞はパニックになりながら、これは朝時間がなくてと言いながら心の中で、シンくんは本当に褒め上手なんだからと突っ込んでいたのです。

そして、デスクでパソコン作業を始めた栞は、さぁ、いつも通りに仕事に集中しようと考えていたのだ。一方、伊達は栞と真木が話をしている光景を遠目で見ながら、覚悟はしていたけど、まるで拷問じゃないか、初めての感情に戸惑いを隠せないで苦しくなっていました。

そして、夕方就業のチャイムが鳴ると真木が栞のところに行って、お疲れさま!と言ったら栞が、お疲れさまです、真木さん今日は残業は?と言ったら真木が今日はしないよ、しーちゃんこのあと予定とかある?と聞いたら栞は、いや、ないけどと答えながら内心、昨日もご飯食べたからさすがに今日はないよね?と思っていたのだ。

すると、真木が今日もしーちゃんとご飯食べに行きたいけど、連日外食もなぁーと顎に手を当てて考えていたのです。そんな真木を見た栞は、そうだよね!今日はお互い家でと言っていたら途中話を真木に中断されて、うんそうだ、宅飲みしようよ!しーちゃん家においでよとニコニコしながら言ったのだ。その言葉に栞はビックリしてしまい、シンくんのお宅へ!と思いながら、体が固まってしまいました。

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まさかな恋になりました。【68話】感想

栞が終始、伊達のことばかり考えていて、真木のことよりも伊達のことばっかりだったので、どっちが彼氏かわからないぐらいだったし!まだ伊達のこと凄く好きなんだろうなぁっと思ってしまいました。

伊達のことを考える時の栞は、いつも自分に突っ込みを入れたり喜怒哀楽の感情が激しくて、好きな人ができた時ってそんな風になるのも納得だったし、わかる~!と共感してしまうぐらいで、またそんな栞を見るのが楽しみになっている自分もいました。

伊達がどんな作戦に出るのかと思っていたら、まさかの栞を見守るとか?個人的にはちょっと意味がわからなくて、理想は男らしく好きだ!とか言って欲しかったけど、今まで自分から女性を好きになったことがない伊達にしたら、そんなこととんでもないことなんだろうなぁっと感じたし、伊達の優しい性格がこんな時は、ある意味災いになっているようにも感じます。

また、真木は1人テンションが上がっていて、朝から栞に可愛い!とか褒めていましたが、付き合いたてだから舞い上がっているのかもしれませんが、ナゼだか言葉に重みが感じられなくて、口先だけ良いように言っていそうで、この人本当に大丈夫なのか?不安にもなったし、この笑顔の裏に何もないことを祈るばかりです。

あと、栞が最後真木に誘われても若干、帰りたそうにしていたので、一緒にいるのがしんどいのかな?と見ていて思ったし、栞の気持ちが全くここにはないみたで、そんな2人の温度差も印象深かったです。

この時もそうだったけど、真木は栞の冷めた空気感を察しないのかも正直謎だったし、普通なら付き合っている相手の顔や態度を見ていたら感じたりしないのかな?とふと思ってしまいました。

そんな中で次回、栞は真木に言われた通りに、家へ行ってしまうのかもまだまだ目が離せないです!

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