【200ｍ先の熱】5巻ネタバレあり感想｜衝撃的な平良の過去とは?家族の裏切りと苦労のエピソードにも注目

200ｍ先の熱はcookeiクッキーで連載中の桃森ミヨシ（とうもりみよし）先生の作品です。現在まんが王国では200ｍ先の熱１巻がじっくり試し読みができます。「200ｍ先の熱」5巻のネタバレあり感想です。

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「200ｍ先の熱」５巻の感想（ネタバレあり）
1. 平良の家族のはなし
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「200ｍ先の熱」5巻の見どころ、読みどころ！

「200ｍ先の熱」５巻の感想（ネタバレあり）

紬と平良(マンションの住人・作曲家)は初めてのお泊まりデートをしていました。隠れ家的なホテルみたいなところを平良が予約してくれてて、オシャレだし高級で紬は圧倒されてましたよねぇ。しかも、支配人の笹山亨は平良の学生時代の同級生でイケオジって、もう紬はパニック状態でしたよ。

そして、部屋を見てお金が足りるか？心配しちゃう紬が可愛かったですよね。普通の感覚ならみんな紬と同じようになると思いますよ。

それから、夕食まで近くを散歩することにして、平良は将来こんな風な田舎で暮らしたいと言っていて、ずっとタワーマンションに住む気はないみたいでした。

途中、学生時代の話をしていて、平良はみる目がなかったみたいで、女性たちは平良のルックスを好きになって最終的に浮気されるって酷い話でしたよねぇ。まぁ、平良が優しいから女性はナメてたみたいでしたけど、その女性も最低じゃないですか？

\怒らないからいいや！みたいな、大人になってからもまだ続いてるみたいで、イケメンに財力まで加わったら余計に女性が放っておかないでしょうね。

その時、平良はでも紬だけは自分の誇れるところをちゃんと見てくれたと話をしました。だからこそ平良は紬にどんどん惹かれるんじゃないでしょうか？

そして、平良は今日はカッコよくエスコートしたいと言いながら、紬の手を握って軽くキスをしました。平良は紳士的に振る舞いたいみたいでしたけど、紬はいつもの可愛らしい平良がいいみたいで、ちょっとズレが生じてましたよねぇ。

そのあと、夕食の前に紬はまた違う着物に着替えていて、平良はクールを意識しながら可愛いいと言ってましたけど、紬は普通にいつもみたいに無邪気に喜んで欲しかったから少し残念そうにしていました。平良はこの旅行中、ずっとこのキャラクターなのか？ちょっと心配になっちゃいましたよ。

そして、2人はオシャレで美味しい料理やお酒を楽しんでいたのですが、心の中で紬は一体いくらするのよー！？と考えてしまいます。

確かに！高そうだし値段も聞けないし、そのタイミングで平良はもっと色々見せたいところがあるから、これからも沢山デートしたいと言いました。いやいや、デートはいいけどお金が足りないよー！？って、なっちゃう紬の気持ちわかりますよ。紬にしたら今回の旅行で自分と平良の格差を改めて痛感してましたよねぇ。

そして、食事を済ませて部屋に戻ると平良は紬にプレゼントを用意してて、まさかのブランド品のバッグって、格差やお金のことで悩んでいる紬にしたらとてもじゃないけど喜べないですよね。あと、全然そのことをわかってない平良は紬が喜ぶと思ったのか？嬉しそうにしていて、今までの女性なら喜んだのかな？と思っちゃいましたけど。

その時、紬がスマホを取り出してバッグの値段を検索する姿がコミカルで面白かったし、えー！40万！？ってなる紬の気持ちはかなりわかります。だってまだ付き合ってもないのに、それに誕生日とかイベントでもないのに、紬にしたら意味不明じゃないですか？

そして、紬は平良に受け取れないと言ったら、平良は自分がプレゼントしたかったからと言いました。いやいや、それならもっとリーズナブルな価格帯の商品の方がよかったんじゃないの？って、個人的には思っちゃいましたよ。その方が紬も受け取りやすいし、やはりお金がある平良とは価値観が合わないみたいで。

また、気になった紬は泊まるホテルの金額もスマホでついでに調べて、もう紬も自棄になってましたよねぇ。折半をしようとしてた紬が困惑するのもわかりますよ。それを紬が平良に話したら、全部自分が出しますよと平良が言い出しました。

まぁ、平良にしたら自分が誘った訳だし、年上で経済力もあるからみたいな説明をしてましたけど、それに今まで女性にはお金を出させることはなかったと話をしていて。確かに！以前は男性が全部出すのが当たり前みたいな風潮があったのも事実なんでしょうねぇ。特に平良みたいに経済力がある人なら、これって本当に難しいテーマじゃないでしょうか？

ぶっちゃけどちらが正解とかないし、価値観やそのカップルの付き合い方にもよるだろうし、もちろん紬みたいに相手に悪いから折半したい！みたいな女性も中にはいるだろうし、ちょっと気まずい雰囲気になっちゃいましたよ。

すると、空気を察したのか？平良はフラれるのかな？と言い出して、年上なのに甘えられないようなヘタレに見えるんですね？と紬に言いました。えー！なにその思考回路？って思わず突っ込んじゃったけど、頼られる男性になりたい平良の気持ちもわからなくもないから、読者の自分までモヤモヤしちゃいましたよ。

すると、平良は少し散歩に行くと言って部屋から出て行きました。初デートでドライブまではよかったのに、まさかこんな展開になるとは予想もしてなかったですよねぇ。1人になった紬はバッグをそのまま受け取ってたらよかったのかな？と考えてしまって。まぁ、すんなり受け取ってたらここまで揉めなかったような気もしますけど、紬も言わなかったらずっとモヤモヤしてただろうし、なんとも言えない状況でしたよ。

あと、紬は平良にカッコいいではなくて可愛いを求めてる訳で、それを知らない平良が空回りしちゃうみたいな感じがもどかしくなりました。

そのことを紬が口に出して言った方がいいのかな？と一瞬思っちゃいましたけど、お互い好きだけどまだちゃんと付き合ってないから、そこまで踏み込んでいいのか微妙なところじゃないでしょうか？

一方、平良は笹山と会って話をしていて、笹山に紬とのことを話していました。平良の過去の恋愛を知ってる笹山のアドバイスは的確でしたよね。あと、平良が笹山と話をする時の表情がまるで高校生みたいで、学生時代の友人と再会したり話をする時って、大人になってもあんな風な顔になるんだなぁっと思いました。

過去にタイムスリップしたようなあの懐かしい空気感とかが、自然とそうさせるんじゃないでしょうか？

その時、紬の強さやギャップ、自分の世界観を持ってるところが好きだと平良が一生懸命話をしていたら、笹山は続きは紬に直接伝えるべきだと言って、紬が好きで仕方がない平良の気持ちが溢れてましたよね。そして、平良はダッシュ！で部屋に戻ると紬は外の露天風呂に入っていて、平良が見えて紬も嬉しくて勢いよく立ち上がってしまいました。

えー！！胸がまる見え～ってなっちゃいましたよねぇ。その時、恥ずかしくて咄嗟にお風呂に浸かる紬のテンパり具合には、思わず笑っちゃいましたよ。もし自分が紬の立場でもめちゃめちゃ恥ずかしいですよね。

そして、平良はお風呂に浸かっている紬にさっきのことを謝ると、紬も自分も悪かったことを謝罪して2人は仲直りをしました。ヒヤヒヤしたけど最終的には仲直りできて安心しましたよ。

そのあと、2人は一緒にお風呂に入っていて、対面だと胸を意識しちゃうから、後ろから紬を抱きしめる平良が面白かったですよね。そして、平良は紬に「俺は中年のヘタレな男性だけど、これから守っていくから付き合って下さい！」と告白をしました。

あー！ついに言ったー！って感じだったし、露天風呂で後ろから抱きしめながらの告白って、ドキドキが止まらないし素敵なシチュエーションじゃなかったですか？すると、紬も笑顔で平良を好きだと返事をしていて、平良にしたら嬉しかったでしょうね。

その時、ホッとした平良が足を滑らせて、お湯の中にハマってしまって、おっちょこちょいな平良が前開といった感じでしたけど。

でもそんな頭までずぶ濡れになって笑っている平良が可愛くて、紬は思わず抱きしめてしまって、紬の大きな胸に平良が顔を埋める形になったのには笑っちゃいましたよ。

平良がドキッ！としちゃうのもわかるし、胸フェチな平良にしたらなにより嬉しそうでしたよね。そのあと、平良は紬に恋人になったから、自分の家族のことやタワーマンションに住んだ理由を知って欲しいと言いました。そこは実際に気になるところだし、紬も聞きたい部分ではありますよねぇ。

平良の家族のはなし

ここから平良が家族の話を始めて、伊豆に父親・母親・姉と住んでいたみたいで、父親が社長だからわりと裕福な家でしたよね。ただ1つ気になったのは姉と平良の扱いが全く違っていて、両親は姉ばかり可愛がっていましたけど、あんな風に露骨にされたら平良にしたらやっぱり面白くないし、父親にも母親にも心を閉ざしちゃいそうじゃないでしょうか？

そんな中、学生になってバンドをしていた笹山と出会って、平良は習っていたピアノを活かして作曲することになったみたいで、笹山からいい曲だと言われた平良はかなり嬉しそうでしたよね。

それをきっかけに音楽の大学に入ったみたいですが、もちろん費用は莫大だし父親の会社もあまり上手くいってなかったみたいで、それを知ってた姉は平良に文句を言ってましたけど、あれはただの八つ当たりだしひがみにしか見えなかったですよ。弟の成長が目障りだとか意味不明だし、姉はかなりひねくれてる気がしません？

そして、平良は奨学金で大学に行くことにして、父親もそうして欲しいと言ったから、やっぱり財政状況は厳しかったんでしょうねぇ。

それからは勉強とバイトで忙しくしていて、それでもちゃんと卒業はしたみたいです。しかし、そのタイミングで父親の借金や、母親がうつ病になるとか最悪な状況でしたよ。

すると、就職した平良に姉は仕送りを送って欲しいと言い出して、月に20万も送ってそれだけ？って言われるとかあり得ないですよねぇ。

東京で自分の生活もしなきゃいけないのに、実家にもお金を送るとか本当に大変だし、それを姉はわかってないのかな？と思っちゃいましたけど。

そのあと両親は離婚して父親は借金を残して消えて、姉は母親と実家にいたみたいですが、家をリフォームしたら維持するからお金がかかるみたいで、言われた通りに平良はずっとお金を振り込んでいました。ただ振り込む金額の桁がどんどん増えてて、その時は平良も今の仕事で成功してたからよかったものの、個人的にはあの姉の図々しさにはビックリしちゃいましたよ。

数年後、平良が伊豆に帰ると家は売却されていて売地になってて、えっ！なんで？って感じだったし、姉にずっと騙されてたことになりますよねぇ。慌てて平良が姉に連絡をして、一体どうなってるのか？と聞いたら、それ以来姉は電話に出ないし番号も変えたみたいでした。

えー！！都合が悪くなったら弟を躊躇なく切り捨てるとか、はぁ？ってなりましたよ。呆れてものが言えないとはまさにこの感じじゃないですか？他人に騙されるより家族に騙されるって辛すぎるし、平良が受けるダメージはもちろん、もう人間不信になるレベルでしたよね。

この話の続きがめちゃめちゃ気になりますよねぇ。