【うちの夫、やばくないですか？】ネタバレあり12巻｜千春が選んだのは尚人との熟年離婚

急変したお義父さんはそのまま亡くなってしまいました。

そして、お義父さんのお葬式を終えて親戚たちが家に集まっていました。

その時、お義父さんの妹が千春(真帆の姉)がお義父さんを邪魔者扱いして施設に入れようとしていたと言い出して、集まっていた親戚たちも千春のことをジロジロ見ていました。

もう尚人(千春の夫)と直子(尚人の姉)だけじゃなかったの？お義父さんの妹もかなりヤバイ人でビックリなんですけど！！

お義父さんが亡くなった後もこうして千春が責められるとか、見てられないレベルでしたよ。そりゃ真帆(美咲の友人)がぶちギレるのも当然ですよねぇ。

その時、弁護士の大津という男性が訪ねて来て、お義父さんが生きているうちに作成していた遺言を見せた後、親戚たちの前で遺言書を読み上げていました。

内容はほとんど千春が相続するという遺言だったので、尚人と直子は怒り狂っていました。

そもそもお義父さんのお世話をしていたのは千春だから別におかしくはないし、尚人も直子もちょっとでももらえるんだから逆に有難いと思って欲しいぐらいでしたよ。

その流れで大津は正樹(千春の息子)に、お義父さんからもらったくまのぬいぐるみを再生するように言いました。

すると、尚人と直子がお義父さんの介護を千春に全て任せていたことや、自分たちが文句ばかり言っていた会話が流れてきて、その会話を聞いた親戚たちもシーンとなってしまいます。

あの時、お義父さんが正樹にくまのぬいぐるみを渡したのは、まさにこういう展開を期待していたのかもしれませんよね。

音声は動かぬ証拠だから、尚人も直子もさすがにもう何も言えませんよねぇ。

尚人と直子が親戚たちの前で醜態を晒すシーンは爽快感すら感じましたよ。

ただ最後に千春が泣いてるシーンが何とも言えなくて、あの千春の涙はジーンとなりましたよね。

お義父さんのことを最後まで自分がお世話をしていたから千春は泣いてしまったんだろうし、息子のお嫁さんにここまでお世話をしてもらったり泣いてもらえるなんて、お義父さんも幸せ者だなぁっと思いましたよ。

数日後、尚人は千春にこれまでのことを謝罪した後、実は寂しくて尚人は千春に強く当たっていたと本当の気持ちを打ち明けていました。

いやいや、寂しくて千春に強く当たってたとか、はぁ？ってなりましたよ。てか、そんな理由だったんだ！！尚人の子供みたいな理由には衝撃でしたよねぇ。

後日、千春は真帆と美咲と華子(美咲の友人)に尚人とは今はとりあえず離婚しないけど、正樹が成人したら離婚するつもりだと話しました。

まぁ、子供がいるから仕方がないのかもしれませんよね。

ただ千春は熟年離婚を計画中って、逆にそっちの方が残酷な気がしましたけど。

そのあと、三咲と真帆と華子は3人で結婚や離婚について話をしていました。

現実の世界でもそうですが、結婚や離婚って何が正解で不正解なのかはわかりませんよねぇ。

この作品を通じて色々なダメ男を見ることができて勉強にもなったし、三咲や真帆や華子も自分が思う幸せを見つけることができたらいいですよね。