【うちの夫、やばくないですか？】ネタバレあり7巻｜華子と義母とマザコン夫

専業主婦の華子が夫・正敏との結婚生活に悩む姿をリアルに描いている７巻です。

姑からの厳しい言葉やマザコン夫からのプレッシャーに直面しながらも、自分の家事能力やマザ コン夫との結婚生活について悩み続ける華子の心情が丁寧に描かれています。

特に、姑が華子に対して夫を誘惑するための下着の指摘をするシーンや、夫の正敏が掃除の怠 りを注意するシーンには、家庭内の緊張感がよく表現されているなと思います。

華子の内面的な葛藤が物語の中心で、読者が感情移入しやすい構成となっています。

義母が用意した食事と華子が自分が本来ならば準備しなければいけないというプレッシャーか ら、義母に対しては低姿勢にならざるを得ない。

「ハァ?こっちの母親を病人扱いしてたり、専業主婦だからと言って、子供作れって?」

「無茶苦茶なことを押し付けないでよ!!、お義母様!!」というような、華子の心の声が聞こえてきそう ですね。

それは華子が義母の態度に耐え切れずに、鞄を置いてくると言い、場を離れるシーンや子供についての話題ば特につらいと感じている華子の心の内面が描かれていますね。

また、華子の夫である公務員の夫はとんでもないマザコンだという事が分かり、家庭内のバラン スが崩れてしまっているという現状に慣れてしまったというのは、ある意味、恐ろしく感じますね。

また、主人公である華子が義母とマザコン夫の期待に応えられずに非常に苦悩しているところがよく分かりますね。

特に結婚してからでも、マザコン夫が家庭内の役割分担や責任について、しつこく華子に対して 厳しい態度をとるシーンが時代遅れに感じましたね。

結婚するならば、親と結婚するのではなく、本当に生涯のパートナーとしてやっていける相手と結 婚すべきですね。

次の結婚記念日のエピソードでは、義母が突然現れて、地味な下着ばかりの華子に対して、お しゃれな下着のプレゼントという非常識なことをするのはあまりにもこれは干渉しすぎと感じます ね。

この義母の無神経な行動や厳しい言葉、プレッシャーに対して、華子の心がさらに傷ついていく様子が強調されているところが見て取れます。自分だったらとてもじゃないけど、耐えられないと思いますね。

結婚記念日に夫とレストランの予約をしていたが、義母が骨折したからと慌ててキャンセルし、仕事を休んでまで面倒を見に行くと言い張るマザコン夫。

さらに、義母と一緒にシャワーに入りながら、嫁と別れろと陰口を叩いているシーンでは華子の立 場に立ってみて、さっさとこんなマザコン夫は捨ててしまえと思いましたね。

ついついリアリティがあって、見入ってしまい読者の共感を得られそうなシーンが多かったのでは ないかと思います！